ボルボ 940 シフト辺りから煙が!火が!!
2021.05.25更新
さて今回の修理はエンジン掛けるとシフト辺りから煙が出てくるとの事。煙だけならまだしも火も見えるとの事なのですぐにレッカーでの入庫です。
940で今までない事でしたが、思い当たるのはインヒビタースイッチか…というかそれぐらいしかそこにはないでしょと。
インヒビタースイッチとは大雑把にシフトレバーの位置を検出してPNではセルモーターを
回せたりRではバックランプを点灯させたりするものですかね。
さっそくシフト周りをバラしてみると配線が焦げた時の臭いが鼻につきます。
やはりここでしたか、インヒビタースイッチの接点が焼け焦げています。
焦げた跡を削ってみますがテスターで無いはずの所で導通がありますので内部でショートしている模様。
古いグリスが悪さをしていた可能性もありますね。
とりあえず今回は中古で交換して事なきを得ました。
以前、同様の事例が240でも起こりましたので注意が必要ですね。
240は接触不良がたまにあるので清掃して接点磨いてグリスアップしたりするんですが。
あまりないとは思いますが、もし出先でこういう事態になった時は応急的にとりあえずシフトロック関連かバックランプのヒューズを抜いてしまうのがいいかと思います。あくまで応急的にですよ。
松川