ボルボ 240 エンジンルームのメインハーネスの修理
2018.11.15更新
皆様、おひさしぶりです!
ここ最近は整備でバタバタで放置ですみません。
さて今日のお車は当社販売車の1985年モデルの240。
すこぶる調子の良かった車ですが、ここ最近ほんの少しだけエンジンの掛かりが悪いような。排ガスも濃いような…。普通の人は気付かないレベルですが…。
ハーネスは一度当社に来る前にどこかでそっくり治してある形跡があったので触らないでいたのですが、ビニールテープやチューブを外してみるとかなり大変な事に!
こんなの火災になってもおかしくない状態、自分だったら安心して乗れない。
という事でこりゃまた治さないとと、配線図とにらめっこしながらハーネスを切った張ったで治して行きます。ところが配線図と配線の色が全然違う。
ECUからの配線の色も全く違う。なんで?頭が混乱。
悩みながら740の配線図と比べると、こっちかー!!
どうやら740のハーネスを使ってごっそり取り換えた模様!
事なきを得て修理完了。
どこにも見当たらなかったCO調整用のテスト端子も見つけてCO調整もバッチリ赤点滅(正常)!
エンジンの掛かりも良くなり拭け上がりも前より良い!
なぜか治さなきゃと思っていた間欠ワイパーも治ってました。
経験からですが、1988年以前の240はハーネスが弱いような気がしますので要チェックです。治すには根気と時間が必要ですのでお気をつけて!(無理に触るとひどくなりますので)
以上、せっかくもうすぐバイクが乗れる状態になるのに寒くなって悲しい松川がお送りしました。