ボルボ XC70(295、SB系)2002年式 エンジンルームからのガラガラ音
2018.06.18更新
大きい地震が続いて自分の防災意識をもっと高めないとと思う今日この頃です。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
さて今回はXC70 2002年式のガラガラ音の整備です。
こちらのお車、急に変な音がするようになったのでみて欲しいという事でとりあえず来ていただいたところ、拝見するとゴロゴロガラガラカラカラと嫌な音がしています。
お客様は明日、遠出するけどこのまま乗っていても大丈夫ですかと。
直観的にこのままだと危険な感じがしますので予定を変更していただき入庫していただきました。
音がする箇所は補機類付近。
パワステポンプかオルタネーター、ベルトテンショナーのどれかかなと。
経験上オルタネーターが怪しいと思いながらも思い込みは誤診につながりますのでベルトを外して一つずつ確認していきます。
結果、今回はオルタネーターでビンゴでした。
プーリーのベアリングがガタガタで今にも飛んで行ってしまいそうな状態。
プーリーだけでの部品供給はあるのですが走行距離的に他の不具合も考えてASSY交換となり完了です。
(このオルタのプーリーはワンウェイクラッチ内蔵で意外に高価ですので)
不具合が出た時の音には色々なものがあります。急を要するかどうかご自身で判断されるのはかなり難しい事だとは思いますが早めに愛車のSOSに気付いてあげてくださいね!
以上、ボルボ歴16、7年ほどの自分の愛車として乗ったVOLVOは745(角目4灯)、965(薄目)、945、945、V70(285)の二級整備士の松川がお送りいたしました。