ブレーキ片効き
2013.10.09更新
ボルボに限らず、古くなってきた車両では、ブレーキピストンの摺動が悪く、パッドが写真のように片べりする事があります。
基本的には均等にパッドが減らないと制動力の不足や片効きを起こしてよくありません。
今回はボルボ940のリヤのブレーキですが、明らかにパッドの減り方が違うのがわかります。
実はこの車両、過去にもその傾向があったので、様子を見ていたのですが、今回はOHとなりました。
キャリパーは、ばらして見るとピストンが虫食い状態でピストンも交換しなくてはいけない・・・なんて事も多々ありますが
今回のピストンは大丈夫でした。
ピストンもキャリパーも問題なく、OHによりスムーズに動くように!
ダストブーツが切れた状態で永く放置すると、そこからゴミや水が入り、キャリパーピストンを傷めることがありますので
パッドの交換時などは、ダストブーツの損傷などにも注意を払うことをお薦めいたします。