エバポレーター
2013.06.27更新
暑くなってきたので、今日はACの修理ブログです。
2000年以前のボルボは、ACユニットの中でも、エバポレーターが漏れる事が多々あります。
じゃじゃ漏れの場合もあれば、スローリークと言ってゆっくりゆっくり漏れる場合もあります。
スローリークの場合は、1年に1度ガスを補充する事で、高額な費用をかけなくても対処できますが
中には、ガスを補充しても1週間でスッカラカンって場合もあります。
通常エバポレーター以外の漏れは、蛍光剤を入れることで、漏れを目視する事が可能です。
ただ、エバポレーターは、室内のユニットに覆われて、直接目指できない場合がほとんどです。
そんな場合は、エバポレーターだけ切り離して真空引きテストなどを行います。
1枚目の写真は、外したエバポを真空引きテストしている様子
2枚目はエバポだけに軽くガスを補充してガス検知器でのテスト
3枚目は最もわかりやすい水槽テストです。
最終的には、このような方法で漏れを確実発見しますが、
正直、ここまでコストを掛けてテストする方も少ないので、大体は、ライン全体の真空引きテスト
蛍光剤テストで、エンジンルームに漏れがなければ、エバポの漏れと判断する事が多いですね・・・
実はこの写真のボルボ940は漏れ箇所の検出に手間取り、色々なテストをした車両です。
本当に時間がかかりました・・・
ACの修理にお困りでしたら、是非当社にご用命ください!