VOLVO 240 940 960 ブレーキブースターホース
2013.10.31更新
パーツ担当の長島です。今回は、ブレーキブースターのバキュームホースのおはなしです。
ブレーキマスターシリンダーの後ろに装着されている、ブレーキブースター又は、ブレーキサーボシリンダーと呼ばれてる装置、アマゾンや1800シリーズでは、ハイドロマスターなどと、呼ばれています。ブレーキの倍力装置ですね。ボルボの場合はエンジンから発生する負圧(バキューム)を使用しております。
← ボルボ940ターボの写真です。白いタンクがブレーキマスターシリンダーで、タンクのすぐ後ろに見えるのが、今回の主役、バキュームホースです。小さな踏力でブレーキの効きをよくするのですが、バキュームの力が弱くなってしまうと、ブレーキの効きが、わるくなってしまいます。実は、このホース、年をとってくると、コレステロールが溜まってくるのです。原因はブローバイガス、これがメラメラと上がってきて (特にエンジン停止直後) ホース内に付着するのです。血圧?が正常でなくなるのであります。又、希ではございますが、インテークマニホールドからの、バックファイヤーにより、炎にさらされてしまう事もあるのです。(この時は、ホースが、内部で詰まってしまい、危険な状態でした。)定期的に交換したいパーツですね。 注意事項ですが、ホースの取り回しをやたらと、ワンウェイバンド等でほかの部分との、干渉をさけたいがために、きつく結んでしまう人々がおりますが、ホースが潰れていることを、お忘れのようです。お気をつけください。
こちら → の写真の真ん中にある、白いのは (黒色も有り)、ブレーキブースターのチェックバルブ (ワンウェイバルブ) です。 こちらも、ブローバイガスの影響を受け、動きが鈍くなったり、固着したりします。又、「ジージー」とか、「カラカラ」という異音を発生したりもいたします。そうなったら、交換時期ですね。
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宜しくお願い致します。