パーツ担当の長島です。今回は、シートヒーターのお話です。
寒い季節になりました。車にコタツという訳には、まいりませんが、ボルボの殆んどの車両には、シートヒーターが装着されております。運転席と助手席にありますが、コレが、北欧の自動車らしく、けっこうあたたかく、なるのです。
コチラは200シリーズ264 のシートですが、背もたれの部分と座面の中にヒーターパッドが入っております。歴史は古く140シリーズより
装着されております。ボルボ140シリーズとは、1966年位から販売された車両ですね。昭和44
年です。昔からついていますね。3点式シートベルトや、衝撃吸収バンパー、ブレーキサーボシリ
ンダーなども、装着されていたのです。
さて、シートヒーターエレメントですが、長年お尻にひかれ、背中にモジモジされ続けたあげく
に、ヨレヨレになり、コンナ姿になってしまい、効かなくなるは、焦げ臭くなるは、ヒューズは飛ぶ
はで、さんざんな目にあってきたのであります。 あーあ、こんなニクロム人生・・・・・。
こんな姿になると、危険です。ココマデ
なると、シートクッションやスプリングマ
ット、シートスプリングの破損などもあ
り、修理や改造も必要になってきます
ね。座り心地を改善して、ヒーターエレ
メントを、交換してあげましょう。
宜しくお願い致します。